柏崎メモリアルタイルがお披露目されました


 先日、新潟県柏崎市の文化会館アルフォーレにおいて、柏崎の子ども達自作の「メモリアルタイル」のお披露目がありました。平成22年より制作のご依頼をいただき、打ち合わせと試作を重ね、今年秋にようやく完成しました。


 将来の柏崎市を担う子ども達の「柏崎のぎおんの花火」をテーマにした自作タイルは、素敵な仕上りで、会場に訪れたのお客さまも笑顔でご覧になられていました。


 また数枚は、写真をタイルに焼き付ける「写真陶板」で、ぎおんの花火を制作しました。迫力有る花火の様子が芝生の広がる広場の一角におさめられています。

 文化会館アルフォーレは、旧市民会館が老朽化し、建替えに向けた本格的な検討の中「新潟県中越沖地震」が発生し、市全体が甚大な被害を受け、旧市民会館も建物に亀裂が入るなどして使用不能となり、新しい会館を早期に建設することになったそうです。
 当初は、子ども達の手形タイルというお話から、(株)環境デザイン研究所さんとともに、試行錯誤をくりかえし、この「ぎおんの花火」のメモリアルタイルが出来上がりました。

 中越沖地震からの復興を象徴し、柏崎市の新しい顔としてまちの活性化に寄与し、市民に愛され、誇りに思われるような施設になるようにとの願いが込められています。

 ご家族で訪れる思い出の場所に、また子ども達のよい思い出になったのではないかと思います。いろいろ試作タイルを焼き上げ、時間をかけ仕上げることができ、感慨深い思いです。


総枚数273枚の柏崎っ子のメモリアルタイルが柏崎市民の文化会館アルフォーレの広場に貼りだされ、これからも子供さんの成長とともに愛される広場になりますように。