2007-01-01から1年間の記事一覧

あなたの会社の記念日は・・・?

皆さんの会社には様々な記念日があると思います。 創立記念・売上目標達成記念・(?)周年記念・永年勤続表彰・退職記念・・・ 私たちの工房では、そうした様々な記念日の記録を写真や文字で陶板に焼き付けて永年に残すことができます。 焼き物の持つ暖かみと…

アートタイル

「タイル」と聞いて皆さんはどんなものを思い浮かべられるでしょうか? 浴室やトイレの床や壁、玄関の床などに貼られている陶磁器製のものを思い浮かべられるのではないしょうか? ところが、英語のタイル(tile)の語源はラテン語のテグラ(tegule)で、こ…

九谷焼きの上絵付けを体験

石川県は日本六古窯のひとつ九谷焼きのふるさとでもあります。 九谷焼きの上絵付けは、まず「骨書き」と言いまして能登呉須(のとごす)という黒色の絵の具で輪郭を線描きしたのち「九谷五彩」(赤・黄・緑・紫・紺青)と呼ばれる絵の具で彩色していくのが一…

松井秀喜選手のふるさと

先月、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が、月間MVPに輝いたことは、皆さんご存じのことと思います。 スポーツおんちの私でも、松井選手のニュースは把握しています。なぜなら、私たちが住んでいる石川県は松井選手のふるさとだからです。 地元の…

表札物語(2)「お店の表札」

今回もまた表札の話ですが、表札といえば普通は個人のお宅の玄関や門柱につけるものを思い浮かべます。 でも、私はお店用にも表札があっていいのではないかと思います。 「お店の表札」といえば「看板」のことではないか、それならどこでもつけているじゃな…

表札物語(1)「表札は鼻」

私たちの工房で作っている製品の中で重要な位置をしめるものに、焼き物の表札があります。 よく「玄関は住まいの顔」だと言われます。それでは玄関にある表札は、顔のどの部分にあたるのでしょうか? 私は「鼻」ではないかと思っています。住んでいる人の息…

陶板のある風景

右の写真は、私たちが住んでいる石川県の玄関口、JR金沢駅の東口のバスターミナルにある人工の泉です。 なだらかな曲面に色とりどりの陶板が貼ってあります。 ちょうど人が腰をかけるのによい高さで、ベンチ代わりに腰をおろして休憩している人がいること…

はじめまして

はじめまして、 スタッフのひとり、吉岡です。 どうかよろしくお願いいたします。 主に工房で成形作業を担当しています。 これからも時々、この「陶板通信」に仕事に関係あること、 ないこと、取り混ぜて書き込んでいきたいと思います。 気楽に書いていきま…

千の風になって 

『千の風になって』のエピソードでこんなことがありました。高校時代の同級生の奥様が急逝しました。 その訃報を葬儀後に知り、翌朝ご自宅に焼香させてもらいに伺ったときのことです。 お寺さんの仏前での読経も済み、ご遺族の方へ振り返りお話を始められま…

白山窯 陶板通信 お知らせ

白山窯 陶板通信のお知らせです。 これから陶板通信は私 川田裕康と 川田美術陶板のスタッフ 吉岡保夫の二人でお届けしてまいります。 それぞれの切り口で陶板にまつわるあれこれ、或いはぜんぜん関係ない話題が出てくるかと思います。 ただ共通するのは、陶…

陶板 『千の風になって』 完成いたしました

千の風になっての陶板が完成しました。 販売開始します。日本語訳詩・英文詩それぞれ受注生産いたしております。 千の風色を焼き物で表現しました。 『トルコ青色釉象嵌葉色織部釉暈し吹付陶板 20センチ×15センチ』 陶板専門店川田美術陶板では陶製看板、九…

試作品ができました

試作中の焼き上がりです。 色がしつこかったかな。 風色の綺麗な陶板のイメージを絵に描いてみて、うん これだ。 と思って、いざ焼きあがったら、色がくどかったですね。 まだまだ、修行が足りませんね。 吹き渡る風の色を表現した陶板が、2月中旬には発表で…

千の風になって との出会い  陶板が出来るまで

千の風になって との出会い 平成15年のクリスマスの日が父のお葬式の日でした。 その二ヶ月ほど前までは仕事に旅行にと元気だったのですが。 病気による急逝でした。76歳でした。 年が明けて、しばらくしてのことでした。 私の二人の子供たちが大変お世話に…