アートタイル

アートタイル

「タイル」と聞いて皆さんはどんなものを思い浮かべられるでしょうか?
浴室やトイレの床や壁、玄関の床などに貼られている陶磁器製のものを思い浮かべられるのではないしょうか?
ところが、英語のタイル(tile)の語源はラテン語のテグラ(tegule)で、これは物を覆うという意味の言葉であって、素材の種類を指すものではないそうです。
ですから、ウッドタイル、ガラスタイル、コルクタイルなどという表現もあながち間違いではないようです。
写真は、現在アメリカ在住の女性の作家さんが日本に住んでいらっしゃったときのお宅のキッチンのカウンタートップです。ご自分で作られたアートタイルが貼ってあります。
こちらは、もちろん陶器製のタイルでこの生地(絵をかかれる前の素焼きの状態)を私たちの工房の窯で焼かせていただきました。
工業製品のタイルと、このような手作りのアートタイルを組み合わせて使うことで、暖か味のある壁面の演出ができると思います。

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