加賀の千代女 俳句陶板



『月の夜や 石に出てなく きりぎりす』― 千代女
 
この句は、白山市(旧松任市・まっとうし)の俳人 加賀の千代女(1703-1775年)の一句です。
千代女の俳句のなかから20句を選び、それをモチーフに白山市在住の
挿絵画家の西のぼる氏が俳句画を描かれました。
写真は、その絵を素材に陶板として焼成し中町商店街の舗道に敷いた20枚の内の一枚です。
通りを歩く人々が千代女に思いを馳せ、俳句に親しみ、季節のうつろいを感じる一助になればと敷設されました。
また、中町商店街通りに面する聖興寺(しょうこうじ)に、遺品などを納めた遺芳館あります。
白山市では『千代女の里俳句館』http://haikukan.city.hakusan.ishikawa.jp/
をJR松任駅前に開館。千代女の俳句をもとに俳句に関する様々な発信を行っております。