私たちの工房で作っている製品の中で重要な位置をしめるものに、焼き物の表札があります。 よく「玄関は住まいの顔」だと言われます。それでは玄関にある表札は、顔のどの部分にあたるのでしょうか? 私は「鼻」ではないかと思っています。住んでいる人の息…
右の写真は、私たちが住んでいる石川県の玄関口、JR金沢駅の東口のバスターミナルにある人工の泉です。 なだらかな曲面に色とりどりの陶板が貼ってあります。 ちょうど人が腰をかけるのによい高さで、ベンチ代わりに腰をおろして休憩している人がいること…
はじめまして、 スタッフのひとり、吉岡です。 どうかよろしくお願いいたします。 主に工房で成形作業を担当しています。 これからも時々、この「陶板通信」に仕事に関係あること、 ないこと、取り混ぜて書き込んでいきたいと思います。 気楽に書いていきま…
『千の風になって』のエピソードでこんなことがありました。高校時代の同級生の奥様が急逝しました。 その訃報を葬儀後に知り、翌朝ご自宅に焼香させてもらいに伺ったときのことです。 お寺さんの仏前での読経も済み、ご遺族の方へ振り返りお話を始められま…
白山窯 陶板通信のお知らせです。 これから陶板通信は私 川田裕康と 川田美術陶板のスタッフ 吉岡保夫の二人でお届けしてまいります。 それぞれの切り口で陶板にまつわるあれこれ、或いはぜんぜん関係ない話題が出てくるかと思います。 ただ共通するのは、陶…
千の風になっての陶板が完成しました。 販売開始します。日本語訳詩・英文詩それぞれ受注生産いたしております。 千の風色を焼き物で表現しました。 『トルコ青色釉象嵌葉色織部釉暈し吹付陶板 20センチ×15センチ』 陶板専門店川田美術陶板では陶製看板、九…
試作中の焼き上がりです。 色がしつこかったかな。 風色の綺麗な陶板のイメージを絵に描いてみて、うん これだ。 と思って、いざ焼きあがったら、色がくどかったですね。 まだまだ、修行が足りませんね。 吹き渡る風の色を表現した陶板が、2月中旬には発表で…
千の風になって との出会い 平成15年のクリスマスの日が父のお葬式の日でした。 その二ヶ月ほど前までは仕事に旅行にと元気だったのですが。 病気による急逝でした。76歳でした。 年が明けて、しばらくしてのことでした。 私の二人の子供たちが大変お世話に…